インプラントImplant
当院ではオペ室を備えており、徹底した衛生管理下でインプラント手術を行っております。
インプラントとは、歯を失った部位のあごの骨に人工歯根を埋め込み、その上部に人工歯を取り付けて、噛む機能を取り戻す治療方法です。
たとえ1本でも歯を失ったままにしてしまうと、全体の噛み合わせに不調和が生じ、お口だけでなく全身の健康にも影響を及ぼす可能性が高まります。そのため、何らかの方法で補う必要があります。
その治療法には、ブリッジや入れ歯などもありますが、周囲の歯への負担が少ないことや、噛み心地や見た目といった観点から、インプラントを選択される方も増えています。しかし、患者さまの健康状態やお口の状態によって、インプラント治療が困難なケースもあるため、十分なカウンセリングと検査を行う必要があります。
また、インプラントは装着して終了ではありません。噛む機能を損なわないよう、定期的なメンテナンスで維持していくことが大切です。
こんなお悩みはありませんか？
- 歯を失った
- 見た目を綺麗にしたい
- 入れ歯の取り外しが面倒
- 周囲の歯に負担をかけたくない
- 硬いものもおいしく食べたい
- 入れ歯で話しづらい
インプラントの特徴
Merit -メリット-
- 自分の歯と同じ感覚で噛むことができる
- あごの骨が痩せるのを防ぐ
- 自然な見た目になる
- 周りの健康な歯を傷つけない
Demerit -デメリット-
- 外科的な処置が必要
- 保険適用外のため、治療費が高額になりやすい
- 定期的にメンテナンスに通う必要がある
- 症状によって治療できない場合がある
他の治療法との違い
| ブリッジ | 入れ歯 | |
| イメージ |  |
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| 治療方法 | 歯を失った両端の歯を削り、その上に連なった人工歯を被せて固定する方法 | 失った歯の本数に合わせて入れ歯を製作し、被せる方法。 取り外しが可能 |
| 特徴 |
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| 治療 期間・耐久 年数 |
治療期間：約1カ月～2カ月約5年～10年で交換が必要 | 治療期間：約1カ月～2カ月約3年～5年で交換・修理が必要 |
| 噛む力 |
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当院のインプラント治療の
特徴Feature
痛みやお身体への負担の
少ない低侵襲治療
低侵襲治療とは、痛みや身体への負担をできる限り少なくするように努めた治療のことを言います。
インプラントの症例によっては、骨が足りない部分に骨を増やす治療方法（GBR法・骨造成法）などもありますが、CTやシミュレーションによる細かな診断や様々なアプローチ方法により、骨移植・骨造成を行わずに治療を行うことができるケースが増えてきております。
当院では、患者さまの状態に応じて治療方法を選択し、低侵襲なインプラント治療を提供できるように心がけております。
合併症予防への取り組み
インプラント治療は手術を伴うため、術中や術後に合併症を引き起こす可能性が少なからずあります。
手術時には、出血・腫脹・神経障害などに注意を払う必要があります。
手術後は、インプラント周囲炎やアレルギー症状などが生じる場合があります。
当院では、それらの合併症を防ぐため、様々な取り組みを行っております。
少しでも患者さまの不安を取り除けるよう心がけております。
美しさにもこだわった
インプラント
インプラント治療では、機能面の回復はもとより、いかに口元を綺麗に整えるかということも重要な要素です。
被せ物にセラミックなどの透明感のある素材を使用すること以外にも、インプラントの技法により美しさを求める方法があります。
その方法として、当院では歯を抜いた当日にインプラントを埋入する「抜歯即時インプラント」にも対応しております。
抜歯後すぐに治療を行うことで骨が痩せることを防ぎ、審美性を高めることに繋がります。
～様々な症例に対応～
院長による一貫した治療
当院長は、地域基幹病院にて、主に診療所レベルでは対処できないようなインプラント症例や、口腔がんをはじめとした口腔外科疾患の手術を行ってきた経験があります。
様々な治療方法について多くの選択肢を患者さまにご提案いたします。
過去にインプラント治療は難しいと診断された場合でも、一度ご相談いただければと思います。
ガイドシステムを用いた
手術
当院では、CT撮影した画像をもとにあごの骨の状態を3次元画像に変換し、インプラント治療計画を立案しております。
インプラント専用のコンピュータガイドシステムの使用により、術前に何度でもシミュレーションを行うことができます。
また、サージカルステントと呼ばれるインプラントの埋入位置や埋入方向をガイドする装置を使用することで、上部構造の適正なイメージを想定した埋入手術を行うことができます。埋入方向や深度の誤差によるトラブルを回避することにも繋がります。
複数の術式に対応
インプラントの手術方法は様々な術式があり、患者さまのお口に合った術式を行うことが大切です。
患者さまのお口の状態によっては、骨移植や骨造成を行わずに治療ができる「ショートインプラント」や、歯茎を切らずに小さな穴を開けてインプラントを埋入する「フラップレス手術」など、様々な治療方法に対応することができます。
できるだけ治療期間は短く、かつ長持ちするインプラント治療をご提案いたします。
抜歯即時インプラント
通常のインプラント治療では、抜歯後に約3カ月～6カ月の治癒期間を経てインプラントを埋入し、被せ物を装着します。
抜歯即時インプラントでは、抜歯と同時にインプラントを埋め込むため、前歯が折れてしまった方や早く歯を補いたい方には、治療期間の短縮というメリットがあります。
術式については、患者さまのご要望とお口や全身の状態によって、適した方法をご提案しております。
～リスクを軽減した安全面への配慮～
オペ室を設置
インプラントなどの外科治療は、徹底した衛生管理のもとオペ室で行っております。
機能的・衛生的な設備を整えることは、患者さまはもとよりスタッフにとっても治療に専念しやすいため、よりよい歯科医療を提供するには欠かせない要素だと考えております。
丁寧なカウンセリングと
説明
インプラント治療は、手術を伴うため不安に感じることもあるかもしれません。
治療内容について十分に時間を設けて丁寧に説明し、同意いただいたうえで治療を行ってまいります。ご要望に沿った治療法をご提案できるよう努めておりますので、ご不明な点がございましたらお気軽にご相談ください。
歯科用CTによる詳細検査
歯科用CTを用いた検査では、通常のレントゲン写真では確認することができないあごの骨の形状や、血管・神経の位置などを詳細に把握することができるため、より細やかな診断を行なうことができます。
インプラントを埋め込む適切な位置や深さを事前にしっかりと検討することで、手術の際のリスクの回避にも繋がります。
インプラント安定性測定器
インプラント埋入手術後などに、非接触でISQ値（インプラント安定指数）を測定できる機器（オステルビーコン）を使用しております。
インプラントとあごの骨がどれくらい結合されているかを確認することで、インプラント上部構造の装着計画を立てることができるとともに、治療のリスクを早期に発見することにも繋がります。
治療の流れ
01.
カウンセリング・
相談
現在の歯や健康状態を確認するカウンセリングを行います。
インプラントの治療方法や、メリット・デメリットなど丁寧な説明を行います。
02.
口腔内検査・
精密検査
インプラント治療に必要な検査を行います。口腔内の状態やCT写真をもとに、治療可能かどうかを検査します。
手術が可能であれば、詳細な治療計画を立て治療へと移行します。
03.
術前処置・
クリーニング
虫歯や歯周病など、必要に応じて事前治療を行います。
インプラントは歯周病菌に弱い性質があるため、クリーニングにてお口の中の状態を整えます。
04.
1次手術（インプラント埋入手術）
インプラント（人工歯根）をあごの骨に埋入する手術を行います。
インプラントを埋め込む場所の状態に応じて、抜歯を行うことがあります。
埋め込む本数や、抜歯の有無、再生治療の有無などによって、手術時間は異なります。
05.
2次手術（アバットメントの取り付け）
埋入したインプラントが骨としっかり結合されるまでの一定の治癒期間を経過した後、アバットメント（歯の土台）の取り付けを行います。
状況に応じて状態を整える外科処置を行う場合があります。
06.
人工歯の製作・装着
埋入したインプラントおよび口腔内全体の型取りを行い、上部構造の被せ物を製作します。
製作後、被せ物をアバットメントに装着し、噛み合わせなどの調整を行います。
07.
メンテナンス
インプラントを長期間使い続けるためには、適切なセルフケアと歯科医院によるケアが必要です。
約3カ月〜6カ月に一度、定期的なメンテナンスと検査を行います。
料金表（税込）
インプラント（1歯）
| 料金 | ￥341,000～￥450,000 |
|---|---|
| 治療期間 | 3カ月～4カ月 |
| 治療回数 | 5回～10回 |
| リスク・ 副作用 |
インプラントは健康保険の適用外のため、自費診療となります。 未成年（およそ20歳以下）の方、妊娠中の方、全身疾患や持病がある方など、インプラント治療が行えない場合があります。 術後に痛みや腫れなどの症状が生じることがあります。 治療後に定期的なメンテナンスが必要です。 |
入れ歯マグネット（オーバーデンチャー）（1歯）
| 料金 | ￥220,000 |
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